サラリーマン副業の注意点
本業以外の収入が得られるサラリーマン副業の注意点について考えてみましょう。
サラリーマン副業の注意点について考える場合、まず一番大きな壁は、大抵の企業が就業規則で副業を禁止しているということです。
こうした規則が設けられる背景には、「副業なんかされて本業に身が入らなかったら困る」との企業側の考えがあるようです。
これをクリアするためには、会社に副業の願いを届け出るか、あるいは会社に内緒で副業を始めるかを選択しなければなりません。
会社に絶対にバレない確信があるのであれば、隠し通すのも良いかもしれませんが、そのために会社を解雇されたり会社での立場を
失っては本末転倒です。どうするか良く考えましょう。
また、どちらを選んだにしても、本業をおろそかにしないという強い決意と姿勢が必要です。本業に身が入っていない態度が見受け
られるなら、やはり会社での立場が危うくなります。本業で身分が保証されていた上での副業だということを忘れないようにし、
本業に取り組むときと副業に携わるときの切り替えを自分の中でしっかりと持ちましょう。
税金面でもサラリーマン副業の注意点があります。通常サラリーマンは会社が年末調整を行ないますが、給与以外の収入が20万円を
超す場合は自分で確定申告をしなければなりません。ただし、会社に内緒で副業をしている人の場合は、これが原因で副業がバレて
しまいます。住民税の通知が給与分と合算されて会社に届くからです。これを避けるには、確定申告の際に「住民税・事業税に関する
事項」の「給与所得以外の住民税の徴集方法の選択」の欄で「普通徴集」に丸を付けます。そうすると、副業にかかる住民税の通知が
自分宛に届きます。
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